
古民家には、農村民家・町民民家(都市民家)・武家民家・建家屋敷・庄屋屋敷などがあります。
それぞれ、その民家に暮らしていた、人たちの生活習慣を感じられる味わいのあるものばかりです。
古民家自体にも貴重なものですが、建物のなかにある梁(ハリ)や箪笥(タンス)、かまどなども大変重要な文化財であるといえます。
古民家の魅力の一つが、屋根です。
古民家に使われている屋根は、かやぶき屋根のイメージが大きいですが、草葺(クサブキ)などもあります。
また、かやぶきの上にトタンを乗せたものや元々はかやぶきだった屋根を葺き替えて作られた、瓦葺屋根(カワラブキ)・瓦棒葺屋根(カワラボウブキ)・トタン葺屋根(トタンブキ)などがあります。
古民家に使われている木材は、欅(ケヤキ)や栗(クリ)、檜・桧(ヒノキ)などです。古民家の、大黒柱や梁(ハリ)などによく使われていて、釜戸(カマド)やクド、囲炉裏(イロリ)などの煙でじっくり燻された木材は大変味のある色になっていて、その色や艶も魅力の一つです。
この、古民家に使われているけやきやくり、ひのき等は木材としては大変強い物で、強度は二百年~三百年は変わらないといわれています。
それでも、八百年~千二百年ほど経過した木材は、強度は落ちてくることがあるそうです。