否定的な言葉
否定的な言葉を見ても、それがよくわかります。
あるラテンアメリカ系の学生が国際関係論のクラスでアメリカ人教授に陰に陽に批判されたことがありました。
その学生はリポートで国際問題について述べたのですが、国家主権と自決権、他国不介入の原則について論じました。
ところが教授は、「それは単なるラテンアメリカの人々の夢想にすぎません。
言葉や空理空論を並べるのでなく、現実に起きている事柄について述べて下さい」とレポートの書き直しを命じました。
そんなことを言われると思っていなかったその学生はたいへん当惑したそうです。
ラテンアメリカ系やヨーロッパ系の人はどちらかというと、アメリカ人よりも主義や理論にこだわります。
事実やデータに立脚するよりも、一般化や理論化を通じて、原則、法則を作ろうとするのです。