ぎこちない握手とお辞儀

ぎこちない握手とお辞儀
日本人ビジネスマンが両手を体の脇にビシッとそろえ、目の前のアメリカ人ビジネスマンに、腰を深々と折りまげお辞儀をします。
目はまっすぐ前方を見、顔には何の表情も浮かんでいません。
一方、アメリカ人ビジネスマンはどうでしょう。
日本人ビジネスマンの目をしっかり見つめ、笑顔になるや、右手を出して握手を求めます。
しかし相手がお辞儀をしているので右手は中ぶらりんです。
今度は日本人が直立不動のまま右手を差し出しますが、アメリカ人の方はあわてて手を引っ込め、お辞儀をします。
ふたりとも、とまどいを笑ってごまかし、なにかしやくろうとしますが、言葉になりません。
慣習のまったく違うふたりが今、同じ土俵の上でぎくしゃくして困っているわけです。

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